こんばんは!雛川ねねです
皆さんにとって 「水族館のメインの子」 っていますか?
イルカ? シャチ? ペンギン? 色んな子がいると思います
因みに私はこの子達が大好きなのです
ジンベエザメ!
熱帯 亜熱帯 温帯 暖かい海域に生息しており
ゆーーーくり泳ぐのが特徴ですよね
その生態をもっと掘り下げていきたいと思います!
ジンベエザメって実際どのくらい大きいの?
一般的に知られている全長は 約5-12m
(21mなんて情報もありますが、正確な数値ではないんです)
日本の水族館で飼育されているサイズは 5-7m
じゃあ最大は?
現在確認されている最大個体の体長 約13.7m 顔の幅は1.6 m
体長13mって言われても想像しにくいですよね
例えるなら4階建ての建物 大型バスとかですかね (約12mほど)
それでもはみ出してしまいます
顔の幅は、160cmなので人間に例えると分かりやすいですね
ジンベエザメの模様
ジンベエザメといえば白い斑点模様が特徴的ですよね
この模様には、人間の指紋のように個体ごとにわずかな違いがあり
個性を出したり、個体の識別を可能にするなど役に立っているのです
顔付近は斑点が密集していて、胸ビレ辺りから模様がはっきりしてきます
オスメスの見分け方
オスメスの見分け方は極めて簡単です
「クラスパー」といわれる生殖器があるかないか。これだけです
₍ジンベエザメ以外にも、エイやサメも同じ見分け方をします)
クラスパーは
オスの腹びれの真ん中に二本あり、メスにはありません
慣れれば素早く見分けられます
実際の写真ではこんな感じ↓
子供は300も産むんです!
1953年に胎児の入った卵がメキシコ 湾で発見され卵生であるとされていました
しかし1995年、台湾で母ザメが捕獲され、お腹の中に約300個体の子ザメが発見されたのです
卵と赤ちゃん、両方確認されたことにより
ジンベエザメは(卵胎生)「卵黄依存型胎生」となります
多いだけじゃない、大きさもすごい
300個体もの赤ちゃんが産まれてくるだけでも十分凄いのですが
なんとその赤ちゃんは
40-60cmに成長した状態で出産するといわれています
またまた例えると、人間の新生児がだいだい同じ身長、でかい。
大きな体から出てくるといっても、新生児300人分は想像できないです(笑)
珍しいが日本海にも姿をみせてる
冒頭でも話しましたが、ジンベエザメは温かい海に生息しています
メスはその場にとどまり、オスが世界中の海を回遊します
太平洋側の日本では初夏から秋にかけ目撃されることが多く
日本海に入ることは珍しいのですが...
3年前に鳥取で、最近また鳥取で目撃されたです
以下は最近の方について書いています
2018年11月10日、鳥取県琴浦町の河口付近で発見され
翌日に残念ながら死んでしまいました
(前略)町によると、ジンベエザメは雄で体長5メートル、横幅1メートル15センチ。町職員や地元漁協関係者、町民ら約30人が11日、引き揚げた。ジンベエザメはその場に埋め、あごの骨を回収して県立博物館で展示する方向で調整している。
周辺では11日早朝から多くの町民らが集まり(後略)
記事や動画を見る限り、浅く狭い川
淡水、 11月という事もあり低水温、尾びれのけが......
いろんな事が原因として考えられます
死んでしまったことはとても悲しいですが
早朝から30人もの地域の方々が集まり、協力している事は凄いなと思います
人情が伝わってきますね
地震が関わっている説も
ジンベエザメが発見された11月10日の琴浦町にて
21時41分頃 M2.8の地震が発生しています(小さな揺れですが)
東日本大震災の前にイルカが打ち上げられたりなど
科学的な根拠はよく分かりませんが、地震と海洋生物は関係があると言われています
よって、今回の件が地震が関わっているのではと考えていた方もいるようです